リンパの腫れといっても体中にあります。その中でも主な節をあげます。病気や体の異変が起きるとこれらの主な部分に何らかの変化が現れますので、これらのリンパ線の腫れを発見したらよく注意しましょう。
■主なリンパ節
・鼡径節…下肢の付け根の前面(鼡径部)に集まる数十個の節。触診しやすく臨床上非常に有効。
・腸リンパ本幹…腹腔内の集合場所。
・ヴィルヒョウの節…左鎖骨上部にある節。ここの腫れは胃癌の徴候として知られている。
・気管支肺リンパ節…肺内の総称。肺門節とも呼ばれ、結核初期に炎症が起こる。
・腋下リンパ節…腋下にある20~30個の節群を指す。乳癌転移を起こしやすい場所。
腫れや腫瘍があったとしてすぐさま大病につながるわけではありません。まずは安心してください。炎症がある場合、リンパ節(腺)が腫れがあります。押すと痛みがあることもあります。一日二日熱が出て腫れたぐらいではぜんぜん心配しなくて良いでしょう。忘れた頃には腫れもおさまります。
悪性リンパ腫(いわゆるがん、白血病)などのしこりでも、節は腫れてくる場合があります。節転移というやつです。でも、この場合の腫れというのはあんまり痛みはなく硬い感じで腫れてきます。
心配であれば、病院でエコー検査を受けると判別することができます。扁平な形で、内部に点状・線状・斑状高エコーにでます。この場合は良性の可能性が高いですが、悪性の場合は、類円形や分葉状で、内部高エコーを欠くことがあるりますのでご参考までに。
