首のリンパ腺が腫れることは、風邪をひいたときなどによくあります。しかし、風邪とよく似た病気もあるので注意が必要です。鼻水、のどの痛み、咳などのいわゆる風邪の症状や発熱が見られたときでも、風邪以外の病気の可能性も考えられます。
「風邪をひいたな」と思った時でも2~3日で治らなかったり、重い症状が続いたりすることがあります。風邪以外の病気の場合、治療の遅れが重大な結果をもたらすことがあります。かぜと間違いやすいすい病気のなかで、リンパ腺の腫れを伴うものを見てみましょう。
溶連菌感染症、細菌性肺炎、胸膜炎、肺がん、クループ症候群、急性肝炎、麻疹(顔に発疹が出ます)、風疹(耳の後ろや首のリンパが特に腫れます)、急性中耳炎など。
特に頚部腫脹の原因のほとんどは頚部節がいろいろな要因で腫れることにあります。首には多数の節があります。炎症やがんの転移では、病気によってリンパ節が大体決まっているので、触診だけでもどこが悪いのか、悪性の可能性があるのかなどを推測できます。
頚部節の腫れの原因は耳鼻咽喉、口腔、歯科から感染した炎症がほどんどですが他の病気の可能性も視野に入れておきましょう。

