■首のしこりは?
子どもには非常によく見られるようです。原因として最も多いのは、リンパ節の腫れ。感染による炎症を起こしたり(節炎)、喉など節に近い部位で炎症が生じると、リンパ節が腫れて大きくなってしまいます。
生まれつきあった嚢胞(液体がつまった袋状の構造)に、炎症や感染症がきっかけで初めて気づく場合も。原因にはこのほか、首にけがをしたため腫れた、唾液腺の炎症、非癌性(良性)の腫瘍(しゅよう)などが考えられます。
まれにリンパ腫、甲状腺腫瘍、癌性(悪性)腫瘍が原因の場合もあるので注意が必要です。首のしこりはほとんど症状を伴わないため、本人よりも親の方が心配することがよくあるようです。リンパ節や嚢胞が感染を起こしている場合は圧痛などの辛い症状を伴います。
■股の付け根にある腺が腫れた場合
股の付け根にあるリンパ腺が腫れた場合は、鼠径肉芽腫、軟性下かん、性器ヘルペス腺が硬いしこりになる場合、発熱を伴うことが多いようです。鼠径肉芽腫」は今やほとんど日本では見られなくなった性感染症。はれ、しこり数も増し、大きな塊となって潰瘍になります。
「軟性下かん」も日本では少なく、発祥した人は海外で感染してくるケースがほとんど。ペニスに小さな痛みを伴いながら潰瘍が出来、次第に大きくなって数も増える。鼠径リンパ腺が腫れてくるのは、これらの症状が出て2~3週間後です。
ペニスに赤い湿疹や水泡が出来、腫れてくるようなら「性器ヘルペス」の疑いが。ペニスの先端がただれると共に痛みが激しくなり、歩く事さえ困難になることもあります。

