悪性リンパ腫とは
悪性とは、白血病や骨髄と同じ血液ガンである。節や胸腺、扁桃、脾臓などのリンパ組織に腫瘍ができたり、球がガン化する。
悪性は、腫瘍の組織的な違いから、大きく分けて「ホジキン病」と「非ホジキン」に分けられ、その中でも細胞の種類(B、T、NKなど)があり、瘍細胞の増殖の仕方や、がん細胞の形などから、30種類以上のタイプ(濾胞性、びまん性、マントルセル、等)に分類される。
タイプが多い上、病期(Ⅰ~Ⅳまでの進行度)や年齢、状態などで、同じ悪性リンパ腫でも治療が異なり、素人には理解するのが、難しい分野と言われている。(医者でも専門の血液内科以外はそんなに知識のない人が多く、早期の発見は難しいと言われている。)
(1) 分類
①病期:
Ⅰ期 ひとつのリンパ節の腫れ。
Ⅱ期 上半身か、下半身のみ2箇所以上節の腫れ。
Ⅲ期 上半身、下半身両方のリンパ節が犯されている。
Ⅳ期 臓器や骨髄、血液中に悪性細胞が広がっている。
②悪性度:
低、中、高とあり。低悪性度:年単位、中悪性度:月単位、高悪性度:週単位で進行する。低は進行は遅いが、完治しにくい、高は進行は早いが、抗がん剤が効きやすい、等がある。
(2)診断方法
以下のような診断方法がある。当然全てを行う訳ではない。
①生体検査(生検)
1) リンパ節生検
節をひとつ切り取り、その組織を顕微鏡などで調べる検査である。頚部(首)あたりから取る事が多い様だが、病気の状況などによる模様。通常局部麻酔で行われる。
一般に行われる針生検では、悪性リンパの診断は難しい模様。
2) 骨髄穿刺(マルク)
骨の中に骨髄というスポンジ状の物質があり、ここで血液が造られる。骨髄に病気が浸潤していないか確認する為、骨に針を刺し、生体を抜き取り、検査を行う。周りの人に「これは痛いよー!」と散々いじめられたが、そうでもない。しかし骨髄を抜くときの「ズズッ」という感じは気持ち悪い。
3) 脊髄検査(腰椎穿刺:ルンバール)
中枢系に浸潤(脳への転移など)がないか確認する為、脊髄検査を行う。背骨から針を刺し、髄液を抜き取る。局部麻酔で行われ、施術の痛みはさほどないが、後に頭痛などが出る。
脳は髄液の中に浮いているが、髄液は通常動きがない。それを人為的に抜いてしまう為、2時間は仰向けのまま安静にしなければならない。

