風邪が原因で起きるリンパの腫れは、だいたいウィルス性節炎で一時的に細菌が液内に入り節で抗体が反応しているためですので特に気にする必要もないほどだと思います。
この程度の腫れならば病院へ行けば抗生物質をいただけますので二三日飲み続ければだいたいリンパ節も収まってきます。このほかには、体の表面に近い節が密集する耳の前後やうなじの辺り、脇の下などに起きますので、これらの耳の前後や首筋、脇の下に腫れが出た場合は数日間ほど期間をおいて見てください。風邪が治るとともに引いていくでしょう。
ただほっておけないリンパの腫れもありますので注意してください。一つ目は化膿性節炎です。これは本来順調に細菌をやっつけるはずの節内部で細菌によって化膿してしまい起こります。この時は鶏の卵ほどの大きさになることもあり、かなりの痛みも伴います。できるだけ早く病院へ行き抗生物質を投与してもらった方がいいでしょう。リンパの腫れがあまりに大きいようだと、場合によっては切開も必要になることがあります。
もうひとつの腫れの原因となるものが、「悪性腫瘍」です。これは「悪性腫」とも呼ばれ、原因としては主に白血病などの血液のがんによってによってリンパ節がでます。
これは痛みを伴わない場合がほとんどなので、いつの間にか体中の節のいたるところがごろごろ腫れてしまっているという状態になります。微熱、倦怠感、貧血、出血しやすいなどの症状も同時に出ますので、長期間リンパがひかずいじょうのような状態が続いた場合は悪性腫を疑った方がいいでしょう。この場合は節の腫れは治療を行なわないと消えることがないので、持続しなければ悪性リンパ腫を疑う心配はないといえます。

