1.そもそもリンパとは?
(1) 管、節について
体には、血管と同じように管というものが全身にあり、その中を液がゆっくり流れているのである。そして体の中や血液で処理できない異物などを回収している。また、リンパ節というものがあり、そこには球があり、異物や細菌、ウイルスなどをせきとめている関所のような役割を果たしている。リンパ節・線は首の付け根や脇の下、足の付け根などに多くある(全身で約600個)。風邪などで腫れるのは、この関所でリンパ球が分裂したり、異物処理をしたりしているからである。
⇒つまり、「異物を運ぶ下水道的役割」、と「ウイルス、細菌をやっつける免疫の担い手」が大きな役割である。
血管は心臓がポンプの働きをするが、リンパ線にはなく、筋肉がポンプの役割を果たしている。その為、長時間同じ姿勢でいたり、筋肉が衰えると、いわゆる、「むくみ」となる。
(2) リンパ球について
人間の血液は、血球と血漿から成っている。血漿は液体成分(殆ど水)で、血球には大きく3種類がある。酸素や栄養分を運ぶ赤血球、出血をとめる血小板、体を侵入者から守っている白血球。これらの成分は主に骨髄で幹細胞としてつくられ、そして各血球に進化して、血液の中に送り込まれて行く。
白血球は正に体の免疫の主役だが、白血球でも①細菌などを食べる顆粒球、②ウイルスをやっつけるリンパ球や③マクロファージ(単球)にわかれる。
これらは、元々大きなばい菌や細菌だけに対応していたのが、多様化するウイルスなどに対応できる様、進化してきた人間の免疫の結果、たくさんの種類ができてきたとの事である。

